中学生の冬期講習
中学生が2学期に学習する内容は最もつまずきやすいと言われています。
特に数学・英語といった積み重ねの教科は、今の学年で学習した内容がさらに難しくなって新学年でも登場します。
冬期講習で苦手をしっかりと克服し、学年末テスト・新学年に備えましょう。
高校受験生の冬期講習はこちら
お子さまだけの
冬期講習プランを作成
お子さま一人ひとり対策すべきポイントは異なります。しかし、どこを伸ばすとよいのか、テストの点に繋がらないのはなぜか、何を今対策するべきなのか見極めるのは難しいことです。
ファミリーでは、お子さまの学習状況や現在の成績、目標を伺い、お子さまが冬休みに対策するべき学習プランを作成します。
冬休みの宿題対策も万全
冬休みの宿題がいつもギリギリになってしまうお子さまは数多くいらっしゃいます。ファミリーの冬期講習では、冬休みの宿題を活用しながら学習が進められます。難しい単元が多い2学期の復習ですので、つまずきが多いと復習・克服がお子さま一人では難しくなってくるでしょう。
ファミリーの冬期講習なら、わからないところは先生にじっくり教わりながら学習が進められます。
また、学校によってはプリントの他、書き初めや百人一首の暗記、読書感想文、理科の研究、家庭科や美術といった副教科からの宿題が出されることも多くあります。普段の学習とは異なる課題も1対1である家庭教師の強みを活かし、冬休みの学習をトータルでサポートします。
冬期講習は学習習慣の定着に最適
冬休みというまとまった休みがあることで、生活習慣が乱れてしまいがちです。
お子さまに合ったプランで、1日ごとに何をするか明確にし、毎日決まった時間に学習を進めていくことは、学習習慣を定着させるよいきっかけとなります。
冬期講習で対策すべき、
教科別の重要ポイント
中学1年生
英語
三人称単数現在形(三単現)の文章(肯定、否定、疑問)の復習、疑問詞の確認、助動詞(can)の確認
つまずきやすい単元ですが、今後、英語を学習する上で避けては通れないため、三人称単数現在形の文をこの時期にしっかりとマスターしましょう。
休み明けに復習をする時間は学校ではあまり設けてくれませんが、今後の学習で当たり前のように使われる文法なので、しっかりと冬休みのうちに復習し、内容を押さえておくことが必要です。
また、それと同時に疑問詞の使用法や、助動詞の文法に関しても理解に不足がないよう身につけることも重要です。
数学
平面図形の復習
空間図形の予習・比例と反比例の復習
中1の2学期で学習するこの単元は、つまずきやすいポイント。
『平面図形』は、作図の方法や対称移動・回転移動、『空間図形』は、おうぎ形の弧の長さ、面積の公式や角柱、角錐の表面積や体積の公式を覚えて、使いこなせるまで何度も繰り返し練習しておきましょう。
また『比例と反比例』の単元も学年末テストの範囲に含まれることが多くあります。
しっかりと復習しておきましょう。
国語
漢字の復習
冬休みが明けると学年末テストがあります。
1学期・2学期に学習した漢字の復習をしっかりと行いましょう。
冬休み明けに新しく学習する漢字はそれほど多くなく、漢字が書けるだけで得点できる問題もあります。漢字の意味、音訓の読み、その漢字を使った熟語も一緒に覚えておくとよいでしょう。
特に文章題が苦手なお子さまの得点力向上のためには有効です。
読書で長文に触れる
読書をすることは、語彙力を増やす、長文を読みなれる、文章を理解するための練習に適しています。
読解力は国語のみならず、他の教科の文章題を解くためにも必要な力です。
読みやすく、楽しいと思える小説で構いません。冬休みというまとまった休みを活かして、ぜひ生きた文章に触れる機会を設けるといいでしょう。
理科
火山・火成岩・化石の復習
暗記がメインとなる単元です。身近なものに置き換えて、語呂合わせにしてセットにすると覚えやすいので、工夫して覚えましょう。
例えば『火山の形はソースとマヨネーズ』…
ソースは黒くてサラサラ広がる→マグマのねばりが弱いと火山は黒っぽく、平べったい形
マヨネーズは白くて固まりやすい→ねばりが強いと火山は白っぽく、盛り上がった形
光の復習
光は基本は直進、何かにぶつかると反射、空気とガラス・水などの境界で屈折、など、条件ごとに覚えてしまいましょう。
学校によっては2学期でまだ学習していない場合もありますが、教科書を読んでおくだけでも理解度が高まりますので、休み明けに学習する単元の教科書を読んでおくといいでしょう。
社会
地理:アジア・ヨーロッパ・北アメリカの産業(農業・工業)
2学期は、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・アメリカなど世界各地について詳しく学習します。
その中でも特に、アジア、ヨーロッパ、北アメリカの産業(農業・工業)を復習しておきましょう。フランス・オランダ・イタリアなどの農業、ドイツの工業、アメリカ合衆国の農業は、学年末テストで出題されやすいポイント。地域ごとの農作物を地図でまとめると、より理解が深まります。
歴史:平安時代・鎌倉時代を流れで復習
歴史の学習で大切なことは、「いつ・どこ・だれ・なぜ・なに・どのように」を、点ではなく線で覚えることです。
2学期は1学期に比べると学習する内容が濃くなり、学習する量も増え、単に年号や語句・人物を覚えただけではテストの点数に結び付きにくくなりますので、学校・市販ワークなどを用いて、様々な出題パターンに触れることも必要になります。
平安時代は、藤原氏による摂関政治から、藤原氏の衰退後の武士の台頭、源氏と平氏の争い、平氏の滅亡までを。鎌倉時代ならば、将軍と御家人による主従関係、源氏が滅んだ後の北条氏による執権政治、元寇後の御家人による幕府への不満、後醍醐天皇の討幕への動きと建武の新政までを、関連する人物、できごと、年号などでまとめるとよいでしょう。
中学2年生
英語
比較級,最上級,同等比較の復習
受動態の文法理解確認
不定詞と動名詞の復習
2学期では一か月以上比較表現を勉強しています。
この時期に体系的に学習して、復習を完成させましょう。
二者を比べてみて、勝ち負けがつく場合→比較級。
三者以上を比べてみて『一番~』・『最も~』と言いたいとき→最上級。
二者を比べてみて、結局勝ち負けがつかずに同じぐらいだったとき→同等比較(as~as)
と考えると比較表現が一気に分かってきます。
3学期は相手側の立場からものを言う『受動態(受け身)』を勉強しますが、まずは国語で受動態が理解できているでしょうか。受動態ができないという場合は、そもそも国語で受動態の意味を理解できていないことが多いものです。まずは国語での受動態、というものをしっかりと認識しましょう。
また、2学期は『不定詞・動名詞』を学習しています。中2英語といえば不定詞、というぐらい看板になっていますが、次のテストで不定詞の配点は高いわけではないので、比較級、最上級、同等比較の復習を最優先にしましょう。
数学
三角形と四角形の予習
一次関数、平行と合同の復習
『三角形と四角形』の単元は、二等辺三角形・直角三角形や平行四辺形などについて学習します。
証明文を書くことが多いため、苦手意識を持つお子さまも少なくありません。
この単元では、図に記載されていない角度などを、他の角に記載されているヒントを元に考えていかなければなりません。冬休みのうちに教科書を読み、定義や定理を理解しておいたり、ワークで初歩的な問題を解いておくなどすると、冬休み明けの学習の理解度が高まります。特に、問題を解くヒントとなる、内角と外角の関係性や同位角、錯角の意味を知っておくだけでも理解が進みます。
証明が苦手であれば、穴埋め形式の証明問題に取り組み、慣れておくのもよいでしょう。
また『一次関数』の単元も学年末テストの範囲に含まれることが多いため、復習しておきましょう。
国語
自立語と付属語など文法全般
国語の授業では普段、文章を読んで問いに答えるという授業が多いため、少し理論的な内容になるとつまずきやすくなります。また自立語や付属語、形容詞や形容動詞など、覚えなければいけない言葉が多く、忘れやすくなります。
表を自分で作ってみたり、分類分けをしてみたりすることで、記憶が整理されます。
理科
電流・磁界の復習(オームの法則)
オームの法則、磁界のコツをつかみ、学年末テストに備えておきましょう。
別のものに例えたり、体を使って覚えると頭に入りやすくなります。オームの法則では、電源の電流は水の量、電圧は水が流れるパイプの太さに置き換えるとわかりやすくなります。
直列は1本道だからどこでも水の量は一緒→電流がどこでも等しい。
並列は枝分かれしてもパイプの太さは変わらない→電圧が等しい。
といった具合です。
磁界では、右手の親指を立てて「d」の形を作ってみましょう。導線の電流の向きに親指を向けて握れば、残りの4本が磁界の向きに、コイルのときは4本を電流の向きにすれば、親指が磁界の向きになります。
社会
地理:日本地理の復習、特に「日本の地域ごとの特色」
社会の定期テストは、学校ワークの中から出題されることが多いです。
各地方の基本事項に関して、学校・市販のワーク、問題集などを活用しながら確認していきましょう。
歴史:江戸時代前期の復習
関ヶ原の戦い・江戸幕府の成立から鎖国まで、年表などを活用し、基本語句を含めて出来事、人物など流れに沿ってしっかりと理解しておきましょう。
社会は暗記で得点できる教科ですが、ありとあらゆる事項を暗記するのは、当然難しいことです。
地理では各地方の産業や気候の特徴、歴史では出来事の理由や原因を一連で覚えることで記憶が紐付けされ、テストでの得点アップに繋がります。
お電話でのお問合せ
フリーダイヤル
14:00〜21:00
(日祝休み)