紅葉はなぜ起こる?
雑学
2017.10.05
すっかり肌寒くなり、秋らしくなってきましたね!
北海道ではすでに紅葉が始まっています。
皆さんは、なぜ秋になると紅葉が起きるのか知っていますか?
冬になると、寒さや乾燥が厳しくなりますよね。日も短いので、光合成の効率も下がってしまいます。
冬眠する動物がいるように、植物の中にもお休みしたくなる種類のものがいるんです。
落葉樹は、冬の厳しさに特に弱い葉の部分を落とします。
葉を落とすにあたって、光合成をストップするのです。
そのためクロロフィル(葉緑素)が減っていき、実は葉に含まれているカロチノイドが見えるようになります。
クロロフィルは緑色、カロチノイドは黄色いので緑色→黄色に変化して見えます。
さらに、種類によってはその際にアントシアニンと呼ばれる赤い物質が増えて赤くなるものもあります。
紅葉は、実は木々が厳しい冬を生き延びるための術だったんですね。
生徒の皆さん、とくに受験生の方にとっては厳しい冬になることもあるかと思います。
今から力を蓄えて、暖かい春を迎えましょう!
【北海道・苫小牧市・室蘭市】 家庭教師のファミリー苫小牧・室蘭支部
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