富士山の雲と天候
雑学
2017.09.01
富士山にかかる雲は昔から天気を知るための指標とされてきました。
富士山の雲は非常に顕著な現象を示すため、
麓の住民は富士山の雲を見て天気を予測してきました。
富士山は単独峰(ただ一つだけで形成されている山)であるため、
湿気を含んだ風が山に直接ぶつかり、
高度を増すにつれていろいろな形をした雲があらわれます。
「富士山が笠をかぶれば近いうちに雨」、「ひとつ笠は雨、二重笠は風雨」
などと言われています。
実際、笠雲がかかったあとの天気は、24時間後までに雨となる確率を季節別にみると
春秋が約70%、夏は約75%、冬も約70%と、統計からみてもかなり信頼性が高いのです。
さらに、笠雲とつるし雲が同時に現れると雨の確率は約80~85%もの的中率になると言われています。
天気予報よりも当たるかもしれませんね!笑
お出かけ前に富士山が笠をかぶっていたら傘の準備を!
遠くの方も静岡に来た際は富士山で天気をチェックしてみましょう!
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