命を守る腎臓の話
2017.10.06
藤枝支部の松下です。
先日10月1日に放送されたNHKスペシャル
「人体」第1集・腎臓「腎臓があなたの寿命を変える」をご覧になりましたか?
腎臓は、太い血管につながっていて、多くの血液が出入りしています。
血液中の不必要な物質や水分は腎臓で取り除かれ、いったん膀胱にためられた後、尿として排出されます。
ここまでが中学2年の理科の教科書に書いてあることですが、腎臓の働きはそれだけではありません。
腎臓は全身の臓器と情報を交換しながら、いまどんな成分がどれくらい必要かを判断し、多様な「メッセージ物質」を放出しながら血液の成分を絶妙にコントロールしているそうです。
例えば、体内に酸素が足りなくなると、「酸素がほしい!」という「メッセージ物質」を放出し、それが血液の流れに乗って全身に広がり、骨に受け取られます。
骨の内部、骨髄では、「メッセージ物質」が届くと、赤血球が増産され、体中に効率よく酸素を運べるようになります。
いくつもの薬を飲んでも効果が見られない、重症の高血圧の治療でも、一見無関係な腎臓を手術することで、見事に血圧が正常範囲まで下がったそうです。
腎臓の異常が全身のほかの臓器にも悪影響をもたらし、逆にほかの臓器で異常が起きると、その影響が腎臓に及びます。
今、「命を守るために、常に腎臓を見守る」新しい医療の発想が、腎臓の正しい理解から生まれつつあるそうです。
【静岡県・藤枝市】 家庭教師のファミリー藤枝支部
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