初恋は林檎の味?

雑学

2017.08.04

初めまして!釧路支部プロ教師の松岡です^^
初投稿の今回は中学国語の教科書でお馴染み、島崎藤村の「初恋」より、甘酸っぱくて切ないお話です♪
急に大人の女性になった彼女に少年はソワソワ!
そんな甘酸っぱい「初恋」で今回私が注目したい部分は第4連です。
林檎畑の樹の下に
おのずからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまひこそこひしけれ
二人でよく歩いたところに出来た道を「誰が作った道なのかしら」なんて言っちゃうところがまた可愛い!と浮かれてる少年。
ただ、第2連にもありますが、この二人が初恋の戯れを楽しんでいたのは「秋」なのです。(りんごの収穫期!)
そう、二人でよく歩いて出来た「おのずからなる細道」には、もうすぐ雪が降り積もるのです。
せ、せ、切なーーーい!(泣)
二人で楽しんだ恋の思い出が、無情にも真っ白な雪にかき消されてしまうなんて。
これが「初恋」なんですね。
この詩を思うとほっぺが落ちそうで、そして胸のどこかが締め付けられるような感覚があります。
皆さんにもこんな甘酸っぱい思い出、ありますか?

 

教育情報コラム

【第十夜】★月食

【第十夜】★月食

楽譜の五線譜の理由

楽譜の五線譜の理由

お電話でのお問合せ

フリーダイヤル

0120-764-333

14:00〜21:00
(日祝休み)

>