セミの寿命

雑学

2017.08.18

こんにちは!毎日暑いですね!
夏っぽい昆虫といえばセミやカブトムシ、クワガタムシじゃあないですか?そうですよね!?
と先々週と同じ書き出しですが、今回はセミのお話です!

本当に毎日元気に鳴いていますよね。暑さが続けば、秋に入ってもまだまだ鳴き続けますよ~。
一か月くらいで『鳴いているセミ』は入れ替わってしまうので、同じセミが鳴き続ける訳ではありませんが。
ところで、セミが死んでいると思って近づいたら、実は生きていて……って経験ありませんか?
アレ、本当にビックリしますよね?笑

セミの成虫は飼育が難しいので、閉じこめてしまうと寿命は1週間くらい。自然では一か月くらいと言われています。
でも、この『寿命』は幼虫のときの時間を無視しています。種類によって異なりますが、卵から産まれたセミは、成虫になるまで3年から17年も、土の中で過ごしています。
……中には、その長い間に土がコンクリートで覆われてしまって、外に出られずに死んでしまうことも……今度はセミが可哀想になってきましたね。

どうして成虫は命を削ってまで、外に出て鳴いているんでしょうね?
あれはオスの求愛行動……つまり、オスが結婚相手を探しているんです。だから、鳴いているのはオスだけ。メスは鳴きません。
ほとんどの生き物が生きる目的としているのは『自分の子孫を残すこと』。
セミもパートナーを見つけるため、まさに命を懸けて愛を叫んでいるわけです。

ところで『セミの愛の叫び』は、携帯電話では伝わりません。
実は携帯電話って、ヒトの会話に必要な高さの音しか伝えない仕組みなんですよ。セミの声は、高すぎるんです。
音が大きいのと、音が高いのは違うというのは、中1の理科で習いますよね!

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