映像授業の効果とは?メリットデメリットや活用方法を知ろう
2020.10.20
ファミリー 代表 寺井俊行
こんにちは!家庭教師のファミリーです。
「映像授業」とは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどを利用してインターネット経由で受講する授業のことです。
2024年にはデジタル教科書が本格的に導入されることとなり、政府や文部科学省が少人数、遠隔・オンライン教育の早期実現を目指すなど、教育分野においてもオンライン化は必須となりました。
映像授業のメリット・デメリットや有効な活用方法については、詳しく知っておきたいところですよね。
今回は映像授業は対面と変わらない学習効果があるのか、どんなタイプに向いているか、映像ならではの効果的な活用法など、わかりやすくポイントをお伝えしていきます!
映像でも学力向上の効果はある?どんなタイプに向いている?
まずは映像授業でも対面授業と同じく理解しやすいのか、映像授業ならではのいい効果はあるのか、そんな部分を知りたいですよね。
学力を伸ばすためにちゃんと効果はあるのか、どんなタイプに向いてるのかをご説明していきましょう。
映像の質や効果は通常授業と変わらない?
映像授業と言っても、映像配信型の授業なのか、相互通信できる授業なのかで少しお伝えすることは変わります。
もちろん、どちらの授業も学力向上に効果的な理由があります。
まず、映像配信型の授業の場合は、基本的に不特定多数の生徒に対して授業を行っています。
現状は映像授業と言えば、こちらの授業形態が多いと思われます。
この授業形態は、何度でも授業を見直すことができるという大きなメリットがあります。
分からないところをくり返し聴ける、何度でも映像を止めながら自分のペースで理解していくことができるというのは、学習効果がもちろん高まります。
これに対し、相互通信できる授業形態も需要が高まっています。
オンライン家庭教師などは、まさにこの形態です。
映像配信型との一番の違いは、タイムリーに質問できることです。
空間は違えど、同じ時間を共有している状態なので、通常の対面授業と大差なく行うことができます。
一方通行ではないので、個人に合わせた授業が可能なのも大きなメリットです。
映像授業に向いているタイプ・向かないタイプ
映像授業に向いているのは、目的意識をしっかり持って勉強に取り組めるタイプです。
自分で学習のペースをつくることができ、自己管理能力が高いタイプにもピッタリの授業形態です。
ただしリアルな対面の授業に比べれば、どうしても伝わる「熱」が薄れてしまうことが、ないとは言えない授業形態ではあります。
勉強に対してあまり前向きではないタイプには、向いていないと言えるかも知れませんが、対面授業ではなくても生徒のモチベーションを高める技術を持った先生もいます。
体験授業を受けてみてから判断するのも良いですね。
映像授業のメリット・デメリットをさらに詳しく!
それでは、映像授業のメリット・デメリットについて、もう少し詳しくみていきましょう。
映像授業のメリットについて
映像授業のメリットは、先に挙げた「自分のペースでくり返し授業が受けられるということ」以外にも挙げることができます。
分かりやすく、箇条書きでご紹介していきましょう。
・送り迎えや荒天時、夜道の危険など、通塾の負担が全くない
・リアルな対面の授業に比べると、授業料が安いケースが多い
・時間と場所を問わずに、授業を受けることができる
・人気の先生の授業でも、簡単に受けることができる
どれをとっても、かなり魅力的なメリットだと思います。
世界中どこにいても、比較的安い授業料で質の高い授業を受けられるというのは、素晴らしいことです。
特に、授業のクオリティが一定レベル保証されることが大きなメリットです。
教えるのが上手な人気の先生の授業は、受けたくても受けられない場合が多くありましたが、映像授業なら簡単に受講することができます。
配信型の授業と相互通信型の授業では多少の違いがありますが、それでも場所の制限がなくクオリティーの高い授業を受けられるのはとても魅力的です。
映像授業のデメリットについて
メリットの多い映像授業ですが、デメリットと考えられることがないわけではありません。
こちらも箇条書きで整理してみましょう。
・リアルな対面授業に比べると、モチベーションを保ち難いケースがある
・映像配信型の授業の場合、質問をタイムリーにすることができない
・相互通信型では、生徒のリアクションに対する先生の反応がタイムラグで鈍感になる
・生徒の理解度を詳細につかむことが難しい場合もある
デメリットについても、映像配信型か相互通信型かで多少異なりますが、映像配信型の場合は「タイムリーに質問ができない」という部分がやはりネックになるところです。
また、映像配信型であっても相互通信型であっても、生徒の苦手ポイントを察知する能力が高い先生かどうかが、リアルに対面していないだけに大きなポイントとなります。
ただ映像授業の場合、そういった部分を考慮した先生が担当しているケースが多いので、これらの点はクリアされているかも知れません。
それでも、体験授業でしっかり確認されることをオススメします。
映像授業を効果的に活用するなら、ここがポイント!
メリット・デメリットのある映像授業ですが、上手に活用できれば、かなり効果的な授業形態です。
まず最初に効果的に活用するコツとしては「目的意識をしっかり持つこと」。
自分の学力に合った授業を視聴する、視聴前に軽く予習しておくのもポイントです。
「英文法を最初から復習したい」とか、「苦手な数学を何とか克服したい」などの目的を明確にしたうえで授業を選び、問題に目を通しておくなどの前準備をしておくと効果的です。
学習の進み具合やスケジュール管理は自分でしなければならないため、苦手な場合はその点も先生が管理してくれる映像授業を選ぶと良いでしょう。
また、映像授業は「早送り、一時停止、スロー再生、巻き戻し」が可能です。
得意な科目は倍速にして効率良く学ぶ、戻して何度も見ることで理解を深める、一時停止して苦手問題を解消してから進めるなど、自分のペースで活用できると良いですね。
映像授業は比較的授業料が安く、入会金が必要ないことが多いのも特徴です。
日々の勉強は映像授業で、苦手箇所や質問などを家庭教師や個人塾で補完するというのもありですね。
まずは体験授業を受けてみて、1カ月や2カ月ほど続けてから判断するのもいいかも知れません。
映像授業のメリットを知り、効果的に活用しよう!!
映像授業は、今後もっとメジャーになってくる授業形態であることは間違いないでしょう。
メリット・デメリットを踏まえ、上手に活用することで、最大限の学習効果を得られると良いですね。
映像授業について、ポイントをおさらいしましょう。
・映像授業には、映像配信型と相互通信型がある
・通塾の負担がなく時間と場所を問わずに、授業を受けることができる
・授業のクオリティが一定レベル保証される
・デメリットもあるが、その点を考慮した映像授業を行うところもある
・学習目的を持つ、学力に合った授業を選ぶ、視聴前に予習すると効果的
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著者ファミリー 代表 寺井俊行
大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。
常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。
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