勉強は隙間時間を活用しよう!メリットやおすすめの勉強方法もご紹介
2022.03.28
ファミリー 代表 寺井俊行
こんにちは!家庭教師のファミリーです。
勉強時間は、ある程度まとまった時間を取ろうと考える人が多いですよね。
ですが、みなさんはすでにまとまった時間は勉強時間に当てていることでしょう。
それでも足りないと感じる場合には隙間時間を活用するのがおすすめです。
今回は隙間時間の活用方法について紹介していきますのでぜひチェックしてみてくださいね。
勉強は隙間時間を活用!どんなメリットがある?
隙間時間とは、生活の動作の間に生じる細切れの時間のことです。
隙間時間の例としては、以下のようなものがあります。
- ・通学時間
- ・学校での休み時間
- ・食事の前後
- ・入浴時間
- ・トイレ
- ・歯磨き
- ・寝る前の10分程
全てを使うのは難しくても、自分の生活スタイルに合わせてこの中のいくつかを取り入れるだけでも十分隙間時間を活用できますよ。
例えば1回10分ほどの隙間時間でも、1年で3,650分、約60時間になります。
これが1日の中で、5回繰り返されるだけで、年間約300時間にもなるんです。
隙間時間を使った勉強にはメリットもあります。
隙間時間を活用すると、通学時間や、学校での休み時間などで決まったタイミングで日常的に「短時間で、繰り返し」インプットすることができます。
この反復作業によって、記憶は短期記憶から長期記憶となり、定着しやすいといわれています。
また、もともと起きている時間を活用するため、睡眠時間を削らずに勉強時間を増やせるのも大きなメリットです。
なにげなく過ごす隙間時間でも積み重ねるとまとめて確保するのは難しいくらいの時間数となることもあるので、ぜひみなさんの生活の隙間時間を活用してみてくださいね。
隙間時間におすすめの勉強方法をチェック!
隙間時間といっても生活スタイルによって様々ですよね。
ここでは、学生生活の中でもできるおすすめの隙間時間での勉強法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
暗記科目のインプットをする
隙間時間では、ペンを使わず、単語帳や暗記用の参考書やノートでサッと勉強するのがおすすめです。
通学時間や授業が始まるまでの時間など、少しの空き時間に取り入れやすいですね。
また、単語帳だけでなく歴史の年表などをポスターにして、トイレなどよく目にする場所に貼ったり、寝る前に覚えたい内容を読んだりするだけでも毎日繰り返せば記憶の定着に効果が期待できます。
英単語の暗記についてはこちらの「英単語暗記に最強のコツ&NGな暗記方法を知ろう!」もご覧ください!
授業の動画を視聴する
動画が見られる環境であればインターネットを使った動画視聴もおすすめ。
学校の授業でわからなかった内容も復習できるチャンスです。
YouTubeなどでの授業の解説動画や学習アプリの動画を活用しましょう。
バスや電車での通学時間はもちろん、夕食後に1つ見るなどタイミングを決めておいても良さそうですね。
英語のリスニング学習をする
バスや電車で通学している人はもちろん、歩いて通学する人も通学時間を有効活用できるのが、英語のリスニング学習です。
専用の音源を購入するのも良いですが、音楽配信サービスや語学学習用のアプリにリスニング用の音源があることが多いので活用してみましょう。
周りに人がいなければ、耳で聞いた内容をそのまま暗唱するシャドーイングもおすすめ。
英語を覚えるには効果的な方法です。
スマホアプリで問題を解く
隙間時間についスマホを触ってしまうという人は、学習アプリを使うのもおすすめです。
スマホを触ったら学習アプリを開く習慣をつけるようにしてみましょう。
最近では隙間時間に簡単に勉強に取り組めるアプリが充実しています。
スマホ一つでできるのも、隙間時間に取り入れやすいポイントですね。
クイズ形式やゲーム感覚で問題を解くものなどがあり、主要5教科を網羅しているものや、歴史、漢文古文など一つの教科や科目に特化したアプリなど様々です。
有料、無料のものとありますので、学習したいものに応じて取り入れてみると良いかもしれませんね。
学校の休み時間は友達と勉強をする
学校での休み時間は友達と過ごすことも多いですよね。
おしゃべりも楽しいですが、1日1回でも友達と問題を出し合うなど友達と勉強をする機会を作ってみると自分のできていない部分に気づいたり、他の人の勉強法も知ることができたりするのでおすすめです。
友達にわからないところを教えてもらうのももちろんですが、人に教えてアウトプットをすることで、より理解も深まります。
隙間時間に勉強するコツや注意点も確認
隙間時間に勉強に取り組む上でのコツは、すぐに勉強を始められる環境づくりをしておくことです。
どの時間に何をするかの予定を決めておくことと、その場所で取り組みやすいように、勉強に必要なアイテムを揃えておきましょう。
例えば、次のような工夫がありますよ。
- ・通学中:暗記用の単語帳やノートをカバンの取り出しやすい場所に入れておく
- ・食後:授業の復習をするために、ノートや筆記用具をリビングに準備しておく
隙間時間は短いので、すぐ勉強を始められる環境づくりが大切です。
さらに、より隙間時間を効率的に使うには、歯磨きタイムなどの短い隙間時間では単語を覚える、通学時間などある程度長い時間が取れる時はその日の授業を復習するなど、隙間時間の長さに合わせて内容を選んでおくと良いでしょう。
ただし「隙間時間は絶対に勉強する」といったルールでガチガチに縛るのは厳禁。
生活の全ての隙間時間を勉強時間にしてしまうとリフレッシュすることができなくなってしまうので、「お風呂だけはゆっくりする」など息抜きできるタイミングを作るのも、長く続けるコツですよ。
スマホを見たくなることもあるでしょうから、1日のうちこの時間にだけ見る、と決めておくことも大切です。
連絡が来ていないか何度もチェックしてしまう時は必要な人からの連絡だけ通知が出るように設定するのも効果的ですね。
最後に、隙間時間に限らず勉強する上で注意しなければいけないのが、睡眠時間を削らないことです。
特に受験前などはどんなに隙間時間を活用しても勉強時間が足りていないと感じることもあるかもしれません。
ですが、睡眠不足が続くと頭が働かなくなり、効率的とは言えません。
記憶の面でも、睡眠時間を十分に取ったほうがより記憶が定着しやすいと言われています。
また、学生のうちは身体が成長する上でもとても大切な時期です。
理想は7時間、最低でも6時間は睡眠時間を確保するようにしましょう。
隙間時間の勉強で成績アップ・志望校合格を目指して!
隙間時間を使って日常的に勉強することで、繰り返しの学習となり記憶の定着が期待できます。
通学時間や入浴中、寝る前の10分程など、自分の生活に合わせて取り入れてみましょう。
単語帳やポスターの活用のほか、動画サイトでの学習や音声学習など、隙間時間にできる勉強法は多くあります。
隙間時間に勉強するコツは、勉強するタイミングと内容を決めて準備をしておくことです。
限られた時間の中ではすぐ始められることが重要なので、使うものはあらかじめ用意しておきましょう。
隙間時間の長さに合わせて取り組む内容を選ぶとより効率的です。
また、どんなに勉強時間が足りていないと感じても、睡眠時間は削らないように注意してくださいね。
隙間時間を上手に活用することで、トータルの学習時間は大きく変わってきます。
自分の生活に合わせて取り入れて成績アップ・志望校合格を目指しましょう。
日々の勉強方法でお悩みの際は、家庭教師のファミリーへお気軽にご相談くださいね。
著者ファミリー 代表 寺井俊行
大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。
常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。
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