子どもに勉強を教える時にイライラしてしまう…原因と対処法は?

勉強のコツ

2022.12.22

ファミリー 代表 寺井俊行

こんにちは!家庭教師のファミリーです。

 

小学生や中学生のお子さまに、お父さまやお母さまが勉強を教えているというご家庭は多いでしょう。

 

自宅で勉強を教わることができる環境は、とても心強いものです。

 

しかし、勉強を教えている時についイライラしてしまうという悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

 

語気が強くなったり怒ったりしてしまった経験のある方も、少なくないかもしれませんね。

 

教える側がイライラしてしまうと、教わる方は萎縮して、わからないことを聞きにくくなってしまいます。

 

そこで今回は、子どもに勉強を教える時にイライラしてしまう理由と、その対処法についてご紹介します。

 

 

 

 

子どもに勉強を教える時にイライラしてしまう…その原因を知ろう

まずは、子どもに勉強を教える時にイライラしてしまう原因についてお話ししていきましょう。

 

勉強を教える際には、多くの場合、次のようなことがイライラに繋がっていることが多いようです。

 

 

 

原因1:子どもに高いレベルを求めてしまう

考えられる原因のひとつが、子どもに期待するあまり、高すぎる学習レベルを求めてしまうというケースです。

 

勉強を教える側の求めるレベルが高すぎると、「なぜできないのか」と、ついイライラに繋がってしまいがちです。

そのまま勉強を続けても理解がなかなか深まらず、求めるような結果は出にくいでしょう。

 

この「求めるレベルと実際のレベルとの乖離(かいり)」や「期待と結果の差」が、勉強を教える側のイライラを生んでしまうようです。

 

 

 

原因2:学習スピードが遅い

なかなか学習が進まないということも、イライラの原因になりやすいです。

 

大人にとっては「すぐ解けるだろう」という簡単な問題でも、子どもにとってはそうでないこともあります。

解き終わるまでに時間がかかったり、何度も間違えたりすることもあるでしょう。

 

その結果、予定通りに勉強が進まず、教える側のイライラが募ってしまうというケースは珍しくありません。

 

 

 

原因3:子どもの気が散っている

疲れていたり他に気になることがあったりする場合、なかなか勉強に集中できません。

 

勉強がわからなかったり嫌いだったりして、勉強と向き合いたくないと考えている可能性もあります。

 

勉強を教えているにも関わらず、子どもが一向に勉強に集中しないと、教える側はどうしてもイライラしてしまい、余裕のある指導が難しくなってしまうということもあるようです。

 

 

 

原因4:他の子と比較している

他の子と比較することで、焦ったり心配したりする気持ちになってしまい、イライラに繋がる原因になることも。

 

学校・習い事の同級生や成績の良い兄弟姉妹と、学習レベルやスピードをつい比較してしまうという方は多いかもしれません。

しかし、学習レベルやスピードは一人ひとり異なります。

 

比較することは子どもにとっても負担になってしまうため、理解力を高めるには、その子に合ったレベル・スピードの学習が必要でしょう。

 

 

 

原因5:環境が整っていない

環境が整っていない中での勉強は、教える側にとっても教わる側にとってもストレスとなります。

 
例えば室内の温度が暑すぎたり寒すぎたり、照明が明るすぎたり暗すぎたり、保護者さま・お子さまが疲れていたりすると、思うように勉強が進まず、イライラの原因になりやすいといえます。

 

 

 

 

勉強が進まない子どもにイライラしないためには?対処法をご紹介

勉強を教える時のイライラには、ご紹介したようなさまざまな原因が考えられますが、多くの場合「子どもの勉強が進まない」「成果が出ない」ことに関係しています。

 

これを解決するには、勉強が進まない・成果が出ない理由を把握した上で、それぞれに合った方法で勉強を進め、成果に繋げる必要があります。

 

ここからは、そのために保護者さまができる対応をご紹介します。

 

 

 

子どもに合う勉強法を探す

子どもによって、合う勉強法やそのペースは異なります。

教える側は、自分のペースではなく、子どもに合った勉強法・ペースで学習を進めなければなりません。

 

まずは、どのくらいの時間だと集中できるか、どの部分がわからない・苦手かなど、学習に関する子どもの意見を聞いて、その子に合ったペースや勉強の理解度を把握することから始めると良いでしょう。

 

 

 

簡単な問題から始める

勉強のスタート時に、子どもが解ける問題や得意な問題から始めるのもおすすめです。

 
最初にウォーミングアップとしてスラスラ問題を解かせることで、集中モードに入りやすくなり、その後の学習の自信にも繋がります。

 

また、最後の方に苦手な問題を解かせることで、「これを解いたら終わり!」と、ゴールに向け子どものモチベーションを維持することもできるでしょう。

 

 

 

「わからなくて当たり前」と思う

勉強を教える時には「わからなくて当たり前」という考えを前提に、子どもの立場に立って根気強く付き合うようにしましょう。

 

大人にとっては当たり前にわかる問題も、小学生や中学生にとっては難問です。

 

「わからなくて当たり前」と思っていれば、学習内容をなかなか理解できない子どもにイライラすることも減り、逆にできた時の喜びは大きなものになるでしょう。

 

 

 

叱らず褒める

勉強を教えながら叱ってばかりいると、子どもは萎縮し、勉強そのものが嫌いになってしまいます。

 
勉強が進まない・成果が出ない理由が「勉強が嫌い」なことにある場合には、誉めることが効果的です。

 
小さなことでも褒められることが多くなると、これをモチベーションに、勉強が好きになる可能性があります。

 
テストで点数が悪かった時も、叱らない方向で対策をとることが大事です。
「テストの点数が悪い時に、親がすること・してはいけないこと」でもお伝えしていますので、参考にしてくださいね。

 
問題を間違えた場合でも、理解できたところを探して褒めながら、注意すべきポイントを指摘できるといいですね。

 

 

遊びの要素を入れる

勉強嫌いな子には、遊びをうまく取り入れた勉強方法がおすすめです。

勉強にも、ちょっとしたゲームを取り入れてみましょう。

 

例えば、漢字をクイズ形式で覚えたり計算を競争してみたり。

一緒に保護者さまも楽しめれば、勉強の時間は楽しいものになり、勉強への苦手意識も薄まります。

 

 

 

勉強する範囲を最初に確認する

その日に勉強する範囲は、お子さまと一緒に最初に確認しておきましょう。

どこまで勉強するかというゴールがわかれば、ゴールに向けて勉強に集中しやすくなります。

 

また、無理のない範囲を定めておけば、保護者さまも「もっと早く進めないと!」と焦らなくて済みます。

 

日々の勉強については、事前に週や月のスケジュールを立てておくのもいいでしょう。

 

 

 

環境を整える

勉強をする際には、まず環境を整えるようにしましょう。

 
適度な室温・明るさの静かな環境は、集中をするのに重要です。

勉強に集中しやすい座りやすい椅子や、適度な広さの机を用意し、周りに無駄なものを置かないなど整理整頓することも必要でしょう。

 

また、お腹が空いていたり喉が渇いていたり疲れていたりする状態で、勉強に集中するのは難しいです。

勉強をする時は、体調に気をつけてあげることも大切です。

 

 

 

勉強が進まない・成果が出ないなら指導のプロに任せる選択肢も

「子どもの勉強が進まない」「成果が出ない」場合には、指導のプロに教育を任せるというのも選択肢のひとつです。

 

プロの手を借りれば、より効果的な教育を受けることができ、保護者さまの負担も減らすことができます。

 

プロの手を借りる方法としては学習塾が一般的ですが、その子に合った勉強法で進めるなら家庭教師がおすすめです。

 

家庭教師なら、マンツーマンでの指導が可能。

大勢で同じ授業を受ける学習塾と異なり、一人ひとりに合ったオーダーメイドの授業を受けることができます。

 

わからないことはすぐに質問してその場で解決できるので、「わからない」が積み重なって勉強嫌いになってしまうことも少ないでしょう。

 

 

 

 

子どもに勉強を教える時のイライラは原因ごとに対処を

保護者さまが子どもに勉強を教える時にイライラしてしまうことは、珍しいことではありません。

 

イライラの原因はさまざまですが、「子どもの勉強が進まない」「成果が出ない」ことに起因することがほとんど。

 

このイライラを防ぐには、勉強が進まない・成果が出ない理由を把握し、それぞれに合った勉強方法を実践する必要があります。

 

積極的に褒めたり、勉強に遊びを取り入れたり、工夫することも大切です。

 

また、継続的な学習成果を期待するなら、プロに教育を任せるというのも効果的な方法のひとつ。

家庭教師のファミリーでは、お子さまの現在の学力や勉強習慣の様子から判断して、自立学習を促す指導方針をとりながら、お子さまの自立学習を促すマンツーマンでの指導を提供しています。

 

お子さま一人ひとりに合わせた最適なアプローチで学習を進めるため、効率的な成績アップが可能です。

実際に指導の様子がよくわかる無料体験や資料請求をご希望の方は、Webや電話から、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

著者ファミリー 代表 寺井俊行

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。

常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。

be動詞とは?役割や使い分けをわかりやすく解説!

be動詞とは?役割や使い分けをわかりやすく解説!

札幌国際情報高校の偏差値は?入試情報や進学実績も確認!

札幌国際情報高校の偏差値は?入試情報や進学実績も確認!

お電話でのお問合せ

フリーダイヤル

0120-764-333

14:00〜21:00
(日祝休み)

>