受験生の適切な睡眠時間は何時間?
2017.09.20
受験生は睡眠時間の確保が重要です。
昔は、「四当五落」といって、五時間寝たら不合格になるという風潮がありました。
現在はどうなのでしょうか。
★睡眠時間確保のメリット
受験生の睡眠時間が不足すると、まず頭が働かなくなります。これは決定的です。
そうなると睡眠を削ってまで勉強をしても学習が進むのは一時的で、そのあとに疲れが蓄積し、結局は勉強効率が下がってペースダウンということになります。
反対に十分な睡眠時間を確保した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
・1日中、脳が高いレベルで働くようになる(脳の覚醒)
・前日に覚えたことが記憶に定着しやすくなる(記憶)
・蓄積したストレスを解消できる(精神的ストレス)
・風邪や病気を退けることができる(体の免疫力)
受験生が睡眠を十分にとれば当然脳が休まるので、起床してから就寝するまでの間、脳の機能を高いレベルで維持できます。
眠気がないので覚醒レベルが上がり、集中力や思考力が最大になります。
その結果、かなり質の高い学習内容となります。
また睡眠中には記憶を整理しているので、前日に覚えたことが長期記憶として定着しやすくなるメリットがあります。
さらに睡眠をしっかりとれば、体の免疫力が高まるので、よけいな風邪や病気にかかる可能性が低くなります。
以上のことから、高校受験や大学受験を目指している受験生は、十分な睡眠時間を取ることが絶対に欠かせないといえるのです。
脳科学的にいえば、前日学んだことを記憶に定着させるためには、最低でも6時間の睡眠時間が必要といわれています。
もし健康を考えるのなら、睡眠時間は7時間はほしいところです。とくに、大学受験を目指している受験生は、成長期にあります。この時期に寝不足状態が慢性的につづくと、成長ホルモンの分泌量が低下し、身長などの体の成長がストップしてしまう危険もあります。
ですから若い人はとくに、睡眠時間を削ってまで、夜中に試験勉強をするという考えは改めていきましょう。
睡眠に関するもう一つの大事なことは、次回またお伝えしますのでお楽しみに!
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