何事も実用的な目的から
勉強のコツ
2017.08.29
こんにちは、認定プロ教師の齋藤です。
皆さんが数学に持つイメージの一つに、
「数学で勉強したことって、将来何に役立つかわからない」というものがあると思います。
確かに、難しい定理や複雑な公式を覚えたところで学校のテストや入試以外に何の使い道があるのかというのはイメージしづらいです。
しかし、多くの数学上の概念や公式というのは、もともと実用的な目的から生み出されたものが多いのです。
例えば、sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)という三角関数(高校数学)は
もともと距離を測ったり土地の面積を求めたりという場面で発達した考えです。
「log」という独特の記号を持つ対数は、
発明当時発達を見せていた天文学の世界で膨大な桁数の計算を簡単に行う方法として発明されました。
微分積分学は、大砲の弾道計算を行うために考案されたものがスタートでした。
このように、今も実用的に使われているものはたくさんあります。
皆さんも積極的に使ってみてはいかがでしょうか。
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