【数学の話】どの数で割り切れるか
2018.01.12
こんにちは、認定プロ教師の齋藤です。
割り算を行うときに、その数が何で割り切れるかというのを考えることはとても大事です。
特に分数の場合、「約分」という作業があり、これはそれ以上簡単にできない数で表さなければならないというルールから、最後まで約分を行わなければなりません。
小学生や中学生でも、計算は合っているのに約分ができていなくて失点してしまうという生徒が多いです。
では、なにで約分できるかを簡単に見分ける方法はあるのでしょうか。
実は1桁の数の場合にはそれを見分ける方法があるのです。
順に列挙していきましょう。
2で割り切れる…一の位が、0・2・4・6・8のいずれか
3で割り切れる…各位の数を足した数が3で割り切れる
4で割り切れる…下2桁が4で割り切れるか「00」の形になっている
5で割り切れる…一の位が0・5
6で割り切れる…各位の数を足した数が3で割り切れて、かつ一の位が、0・2・4・6・8のいずれか
8で割り切れる…下3桁が8で割り切れるか、「000」の形になっている
9で割り切れる…各位の数を足した数が9で割り切れる
これを使うと、7245は、7+2+4+5=18で3と9で割り切れることがわかりますし、一の位が5なので5でも割り切れますね。つまり、45で割り切れることがわかります。
また、7452は同じく3と9で割り切れますし、下1桁、2桁の形から2と4と6でも割り切ることができます。
この知識を使えば、約分のミスも減るはずです。
ぜひチャレンジしてみましょう!
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