暑くて勉強できない時の対策とは?暑さが身体に与える影響も確認!

2022.05.23
ファミリー 代表 寺井俊行
こんにちは!家庭教師のファミリーです。
暑いと、どうしても勉強に集中しにくくなりますよね。
自宅で勉強するなら自分の快適な温度に冷房を調整することもできますが、学校や塾、図書館など他の人も一緒にいる空間だと自由に温度設定ができないこともあるでしょう。
今回は、暑くて勉強できない時の対策方法についてご紹介します。
暑さが身体に与える影響も確認しながら、夏も快適に勉強するための方法を知っていきましょう。
暑さが身体に与える影響を知ろう
暑さは人の身体に大きな影響を与えます。
寒い冬から気温が上がってくると人は活動的になりますが、暑すぎるとイライラしやすくなったり疲れやすくなるなど、体調を崩しやすくなります。
これが暑い日に勉強をしても気が散ってしまい、集中しにくくなる理由です。
また、暑い日が続くと夏バテや熱中症を引き起こす可能性も。
夏バテは、体内の水分やミネラルが不足して脱水状態になり、暑さと冷房による冷えを繰り返して自律神経が乱れることなどが原因で起こります。
夏バテになると、疲れが取れにくくなる・食欲がなくなるなどの症状があり、食欲がなくなることで栄養不足が起こり、さらに夏バテが進行してしまいます。
暑い日に起こりやすい熱中症は、条件によっては室内でも起こることも。
室内の温度や湿度が高かったり、風通しが悪いなど環境が良くない状態で、水分補給できない状況が長時間続くときなどは要注意です。
室内で過ごす場合は外にいるよりも汗をかきにくいので、のどの乾きを感じにくくなっています。
のどが乾いたと感じていなくても、定期的に休憩を入れて水分補給をすることが大切です。
暑くて勉強できないときの対策をご紹介!
テストや受験を控える学生のみなさんにとっては、「暑くて勉強できない」のは大きな問題。
暑くて勉強できないときの対策方法をできるだけたくさんご紹介しますので、少しでも涼しさを感じられるよう、できるものから試してみてくださいね。
通気性のいい服を着る
同じ環境にいても、着ている服の素材や特徴によって体温や汗の量は異なります。
暑さに対処するなら、通気性が高く肌にまとわりつかない、さらっとした手触りの服を選びましょう。
綿や麻などの天然素材は通気性がよく吸湿性が高いため、蒸発した汗を吸収して服の外に発散してくれる効果があります。
また、スポーツウェアなどにも多く用いられているポリエステルには速乾性があるため、快適に過ごせる素材と言えるでしょう。
勉強しているときだけでなく、寝るときの服にも通気性や吸湿性が高い服を着ることで、睡眠の質を上げることができます。
よい睡眠を取ると昼間の集中力を高めることができるので、パジャマなども見直してみましょう。
室内の環境を涼しく整える
暑い日には冷房を付けて部屋の気温を下げるのも効果的です。
冷房を入れる前に部屋を換気して空気の通り道を作ると、効率的に部屋を涼しく整えることができます。
冷房が苦手な方は、部屋の風通しをよくするだけでも暑さを和らげることができます。
換気する時や風通しをよくするときには、窓を開けるだけでなく、開けた窓と反対側の窓やドアも開け、部屋に入ってきた風が効率よく出るようにすることがポイントです。
風が吹いていないときには、扇風機を風が出ていくほうの窓やドアに向けて回すのも効果があります。
さらに、室内の電球はLEDがおすすめです。
LED電球は白熱電球に比べると電球が発する熱の量が少ないため、部屋が暑くなりにくいといわれています。
体温を下げるグッズを使う
制汗剤や保冷剤、ミストを服などにかけるグッズや首に巻くとひんやりするストールなど、体温を下げるグッズも積極的に使ってみましょう。
制汗剤や制汗シートで汗を拭くだけでも、肌がさっぱりして気分転換に。
メンソールを配合したものなら、拭いたあとも肌がスッとして爽やかな気分で勉強ができます。
暑さを和らげるためには、太い血管が通っている首を冷やすのも効果的です。
保冷剤をタオルでくるんだものやひんやりするストールなどを首に巻くと、血液が冷やされて全身に循環し、体温を下げてくれます。
また、服や肌に軽くミストをかけると、水分が蒸発するときに発生する気化熱により肌表面の熱を奪うため、肌の表面を冷やすことができますよ。
冷たい食べ物や飲み物を摂る
体内から温度を下げるには、冷たい食べ物や飲み物を適度に摂るといいでしょう。
食べ物では、アイスや氷などの冷たすぎるものやカロリーの高いものよりも、スイカやキュウリなどの果物や野菜がおすすめです。
そうめんや冷製スープなど、食事のメニューに冷たいものを入れるのもいいですね。
夏バテや熱中症予防のためにも、水分もしっかり摂りましょう。
集中力を高めてくれるコーヒーや、記憶力向上にも効果があるといわれている紅茶もいいですが、これらには利尿作用があり、水分補給をしているつもりでも水分を体外に出してしまいます。
コーヒーは集中したい作業をする前だけなど、タイミングを決めて飲むようにしましょう。
おすすめの飲み物は水、炭酸水、フルーツジュースなどです。
適切な量の水分補給をすると、記憶力が高まり頭の回転が早くなる効果もあるといわれています。
フルーツジュースにも記憶力を高めて疲労回復を促す効果があるといわれているので、糖分の量には気をつけて、リフレッシュしたいタイミングで取り入れてみてくださいね。
音や色を工夫して涼しさを感じる
風鈴の音やコップに氷が当たる音など、聞くだけで涼しさを感じる音があります。
部屋に風鈴を付けるのが難しい場合は、インターネット上の動画や音源などを利用して風鈴や川の音など涼しげな音を流してみましょう。
部屋の家具や小物の色を工夫するのもおすすめ。
青色は目から涼しさを感じられます。
文房具やノート、テーブルクロス、コップなど、勉強中に視界に入るものに青色を取り入れてみてください。
また、室内に観葉植物を置くことでも涼しさを取り入れることができます。
観葉植物の爽やかな緑色は視覚的にも涼しさを感じさせてくれますよ。
勉強場所を変える
自分の部屋ではこれ以上に暑さの対処のしようがなく、どうにも集中できないというときもありますよね。
そのような場合には、思い切って勉強場所を変えるのも効果的です。
学校や塾の自習室、図書館など、冷房がきいていて静かな場所に行くのもいいでしょう。
外に出るのが難しいというときには、家の中で勉強場所を変えてみてください。
同じ家の中でも日当たりや部屋の階数によって暑さが異なるので「午前中は2階の自室が涼しかったが、午後からは1階の和室のほうが涼しい」といったこともありますよ。
勉強する時間を変える
暑い昼間に勉強するのではなく、朝や夕方などに時間をずらすことで快適に勉強できることもあります。
特に朝、いつもより少し早く起きて勉強するのはおすすめ。
朝は頭がスッキリしていて、他の時間帯と比べると人に邪魔をされることも少ないので勉強効率が上がります。
朝型にしたほうがいいのは分かっているけれどつい寝てしまうという方は、「朝に勉強したいけど起きられない!起きるコツや朝勉強の効果を知って習慣に」も見てみてください。
朝スッキリと起きるためのポイントをご紹介していますよ!
暑くて勉強できないときにはいろんな対策を試してみよう
暑いと勉強に集中できないだけでなく、イライラしやすくなったり疲れやすくなってしまいます。
夏バテや熱中症などにも注意しなければなりません。
暑くて勉強できないときには、通気性の良い服を着る、室内を涼しく整える、体温を下げるグッズを使う、冷たい食べ物や飲み物を摂るといった対策ができます。
涼しげな音や色の効果を使って耳や目から涼をとったり、勉強の場所や時間を変えてみるのも効果的ですよ!
いろんな対策を試して、自分に合った方法で勉強に集中できる環境を整えてくださいね。
勉強のお悩みがあれば、ぜひ家庭教師のファミリーへご相談ください!
著者ファミリー 代表 寺井俊行

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。
常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。
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