【第六夜】★今日は七夕。

【第六夜】★今日は七夕。

こんにちは。認定プロ教師の伊井です。
今日は7月7日……そう、七夕ですね！
七夕のお話は、中国の神話が元になっています。神話？神さま出てきたっけ？……いやいや、出てきますよ！
天帝、つまり天で一番偉い神さまが出てきます！

織姫は布を織る仕事を、彦星は牛の世話を天から任されていました。
夫婦となった織姫と彦星はラブラブすぎて、お仕事をサボるようになってしまい、とうとう、天帝に怒られてしまうわけです。
1年に1度しか会うことが許されなくなってしまった2人、今夜晴れたら再会できるわけですが、はてさて今夜のお天気はいかに？笑

——ある鳥たちの雑談
……『毎年七夕に織姫さまを彦星さんのところに送り届けるのはボクらの役目なんだけど、今年はどうかねぇ？』
『雨が降ると、天の川が溢れて渡れなくなっちゃって、それで織姫さまが泣いてしまわれるんだよなぁ。お可哀想に。』
『それも、天帝さまが「1年に1度」なんて甘いことするからだよ。』
『滅多なこと言うなよ！織姫さまは、天帝さまの孫娘なんだぞ。』
『天帝さまも孫には甘いってわけだろ。でも、それで会えないってなった時の絶望感を、天帝さまは想像できないのかな？』
『いやホントお前、口を慎め！』……——
天帝に聞かれたくない、鳥たちの雑談でした。笑

織姫は天帝の孫娘、彦星はしがない牛飼い。身分違いの恋なんですねー。