【第五夜】 ★土星
2017.07.02
伊井
【第五夜】 ★土星
こんにちは。認定プロ教師の伊井です。
今回は土星のお話をします。……なんで?って、そりゃあ、見えているからですよ。笑
土星は英語で”saturn”(サターン)。これは、ローマ神話の農耕の神・サトゥルヌスの名前が由来です。日本での名前が『土星』なのも、農耕の神→土の神→土星ってところでしょうか。笑
神話が変わると名前も変わります。ローマ神話のサトゥルヌスは、ギリシア神話のクロノスと同じとされています。クロノスは農耕の神であると同時に、ギリシア神話の最高神・ゼウスのお父さんです!ゼウスが最高神になるまでは、クロノスが神様たちの王でした。
ーーある日のクロノスの独り言
『ワシは神の王クロノス。ヒトは農耕なしには生きていけぬ。つまりは、ワシのお陰でヒトは生きていける。このままワシが王として治めておれば、ヒトも神々もお互いに繁栄し続けて行けるのじゃ!最近生まれた3人の息子たち、ハデスとポセイドンとゼウスは力の強い息子たちじゃ。きっと素晴らしい神々に育つじゃろう!……じゃが、ワシよりも強い神になってしまったら……王であるワシは追い出されてしまうのでは……。』ーー
おじいちゃん口調になってますね。笑
実際に土星は、30年で太陽の周りをまわるため、非常に動きが遅いように見えます。おじいちゃんの神様が、ゆ~っくり、宇宙を移動しているイメージですね。
著者伊井
認定プロ教師
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