不登校の生徒が受験勉強を成功させる秘訣とは
2021.09.02
山田 直樹
こんにちは!家庭教師のファミリー認定プロ教師の山田です。
不登校のお子さまがいらっしゃるお父さま、お母さま。同じお悩みを抱えている方々は、全国に数多くいらっしゃいます。
今や、1クラスに1~2名の不登校児がいると言われている時代です。お子さまが学校になじめないことは、何も珍しいことではありません。
とは言え、お子さまが受験を控えているとなると、よりいっそう不安ですよね。
不登校であってもポイントを押さえてしっかりと学習すれば、受験を乗り切ることができます!
今回はそのヒントをお伝えしていきます。
不登校でも受験勉強に追いつく、効率のいい勉強のポイント
個々の事情により学力のレベルは様々だとは思われますが、「学校の授業を受けていないので学習が遅れている」という前提で話を進めます。
受験勉強を始めるにあたり、まず考えなければならないことは「学校に行っていない期間のブランクをどう埋めるか」ということになりますよね。
みんなが1年2年、またはそれ以上かけて学習してきた内容を、短期間でキャッチアップしなければなりません。
求められるのは効率のいい勉強方法です。
そのためにまずすべきことは「志望校または目標点数を決めること」です。
そこから逆算して、何をどれだけ頑張ればいいのか、具体的にプランを立てましょう。
プランが決まったら、いよいよ受験勉強スタートです!
効率のいい勉強方法が求められるわけですが、ひとつ具体例を示します。
例えば中2数学の1次関数が苦手というケース。
この単元を習得するためには、中1の比例・反比例、中2の連立方程式の理解が前提となります。
比例・反比例は小学算数でも扱っていますし、連立方程式の理解には1次方程式の理解が前提です。
振り返り学習の理想的な進め方は、まず一連の流れを学習したうえで、具体的に何が苦手でその先に進めないのか、細かな区切りに分けて確認を行うことです。
そして、つまずいたポイントを重点的に学習することで、関連する単元の習得を目指します。
このように、どこかで行き詰まったとき、その原因となっているしこりを的確に見抜いて取り払ってあげること、これが効率のいい勉強方法です。
もちろん、独学でできないとは言いません。しかし、専門家の力を借りたほうが圧倒的に、効率は上がりやすくなります。
具体的なプランが立てられない、つまづきの原因が掴めないなどお悩みであれば、ぜひ受験の専門家のアドバイスを受けながら行うことをオススメします。
家庭教師のファミリーでも不登校支援を行っています。ぜひお気軽にお問合せください。
不登校の生徒が自己流で受験勉強するときに気をつけたいこと
不登校のまま受験勉強をするときに気をつけたいことと言えば、メンタル面の総合的なケア、これに尽きます。
まず、周りに一緒に頑張る仲間の姿が見えない、競い合うライバルがいない、この状態でモチベーションを維持するのは非常に困難なことです。
何らかの理由があって不登校の状態であるのに加え、ひとりでチャレンジを続けるというのは相当な精神力が必要です。
この時に受験生だからといって、ご家族が焦らせないことが大切です。
ご家族の焦りはお子さまにも伝わります。
サポート重視のフォローを心掛けるのがベストでしょう。
お父さま、お母さまのお気持ちは十分に拝察いたしますが、過度なプレッシャーは禁物です。
一番焦りを感じて必死なのはお子さま自身ですので、もしご家族が不安に思うことがあれば、相談できる誰かを見つけておくことで安心できますね。
不登校の生徒が効率よく学習するためのサポート方法は?
不登校のお子さまに限りませんが、効率よく学習するための近道は塾や家庭教師を上手に活用することです。
受験のプロは、目標に向かうための最短コースを知っています。
また、優秀な先生は、お子さま一人ひとりの状況を正確に把握して、最適なプランと勉強方法を示してくれます。
課題作りや課題探しは先生に任せ、提案された練習メニューに集中して取り組めばいいので、限られた時間でも受験勉強に的を絞った学習が可能になります。
あとは、先生との相性の問題です。
お子さまはもちろん、お父さまお母さまともスムーズなコミュニケーションがとれる先生が見つかるまで、妥協せず探されることをオススメします。
家庭教師のファミリーでは、担当教師だけでなく教務スタッフやサポートスタッフも一丸となって、受験生とそのご家族をサポートします。
多感な年頃のお子さまはもちろん、様々なお悩みをお持ちの保護者さまも含めたサポート体制を実施しています。
不登校でも諦めない!受験勉強のポイントを押さえて志望校合格を目指そう!
不登校の受験生におけるキーワードは「効率のいい勉強」でしたね。
・志望校または目標点数を決め、そこから逆算して勉強プランを立てる
・お子さまのモチベーション維持に気をつける
・お父さまお母さまも焦らず焦らせず、相談できる相手を見つける
・塾や家庭教師を大いに活用する
以上が主なポイントでした。
不登校のままでも、受験を乗り切ることはできます。
とりわけ私立高校では、入試でしっかりとした学力を示すことができれば問題ないところがほとんどです。
公立高校は内申点にどれだけ比重があるかによりますが、学校や教育委員会に相談してみるのもいいでしょう。
気軽に相談できて信頼できる専門家、塾や家庭教師の先生と力を合わせることが志望校合格への近道でもあります。
「不登校でも勉強に追いつくために!注意点や伸ばすポイント」もぜひご覧くださいね。
著者山田 直樹
子どもの人生に携わる教育業に魅力を感じ、幼稚園教諭・個別塾・家庭教師と様々な指導経験を持つ。優しく丁寧に、生徒のペースに合わせた指導で多数の成績アップ・志望校合格を果たしてきた。
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