札幌国際情報高校の偏差値は?入試情報や進学実績も確認!
2022.11.28
ファミリー 代表 寺井俊行
こんにちは!家庭教師のファミリーです。
高校受験の志望校を決める時には、偏差値や入試情報、進学実績など、その高校の情報を集めることが大切です。
偏差値や入試情報は自分のレベルに合った志望校選びの目安となりますし、進学実績は自分が目指す将来との相性確認に役立ちます。
今回は札幌国際情報高校の偏差値や入試情報、進学実績について詳しくご紹介します。
札幌国際情報高校はどんな高校?基本情報を確認!
札幌国際情報高校は、北海道札幌市北区新川にある公立高校です。
まずは、この高校の基本情報をご紹介しましょう。
正式名称は「北海道札幌国際情報高等学校」といい、国際化・情報化に対応する複合的教育を目指す高校です。
各学年8クラス320名(【普通科】2クラス80名/【国際文化科】2クラス80名/【理数工学科】1クラス40名/【グローバルビジネス科】3クラス120名)が在籍。
普通科に加え、国際文化科・理数工学科・グローバルビジネス科があり、専門性の高い3つのコースがあることが大きな特徴です。
校内に450台以上のパソコンを設置し、情報教育に注力している札幌国際情報高校では、在学中にIT関係の高度な資格を取得することもできます。
また、課題の研究発表を行事として実施したり、語学研修を行ったり、校内でロボット大会を開催したりと、自身の学習レベルと向き合うイベントが豊富な点も大きな特徴でしょう。
このようなイベントや授業を通し、札幌国際情報高校では、国際社会で活躍できるグローバルで積極的・実践的な人材を育成しています。
部活動は、運動部と文化部、局・同好会の大きく3分野に分かれており、全体の加入率は8割以上。
多くの生徒が大会やコンテストに向けて日々励んでおり、実際に全国大会に出場する生徒も多数輩出しています。
まさに、文武両道の高校といえるでしょう。
札幌国際情報高校の偏差値はどのくらい?
志望校選びでひとつの目安となる偏差値は、自分の学習レベルを表す値です。
平均の50を基準に、基本的には高くて75、低くて25の範囲内で受験者の中における自分の位置を把握します。
それでは、札幌国際情報高校の偏差値を見ていきましょう。
札幌国際情報高校の偏差値
【札幌国際情報高校の偏差値】
- ・普通科・・・66
- ・国際文化科・・・64
- ・理数工学科・・・58
- ・グローバルビジネス科・・・58
札幌国際情報高校には4つのコースがあり、コースごと偏差値は異なります。
どれも偏差値50を超えているため、学校としての学習レベルは平均よりも高いと言えます。
もっとも偏差値が高いのは、普通科の「66」。
これは、全体の上位5.5%、つまり1,000人中上位55人に入るレベルと考えてください。
札幌国際情報高校は、「みんなの高校情報」において、北海道の全ての公立高校で7位、北海道全体では11位の偏差値を誇ります。
この順位から見ても、学習レベルは高めだといえるでしょう。
※2022年11月25日時点
札幌にある偏差値66前後の公立高校も参考にご紹介
前述の通り、札幌国際情報高校普通科の偏差値は66です。
高校受験に関する情報を発信する「みんなの高校情報」の掲載情報をもとに、札幌にある偏差値66前後の公立高校・私立高校をそれぞれ一覧でご紹介します。
公立高校
- ・札幌月寒高等学校(偏差値63)
- ・札幌旭丘高等学校(偏差値67)
- ・札幌東高等学校(偏差値68)
- ・札幌西高等学校(偏差値70)
私立高校
- ・北海高等学校(普通科 特別進学コース/偏差値64)
- ・酪農学園大学付属とわの森山愛高等学校(普通科 獣医・理数コース/偏差値64)
- ・札幌日本大学高等学校(普通科 プレミアSコース/偏差値64)
- ・札幌第一高等学校(普通科 文理コース/北大進学クラス:偏差値65、選抜クラス:偏差値68)
- ・立命館慶祥高等学校(普通科/偏差値65、普通科 SPコース/偏差値69)
高校によって校風や入試形式、倍率などは大きく異なりますが、志望校を選ぶ時には偏差値が近いこれらの高校とも比較してみるといいですね。
偏差値については、「偏差値とは?その意味や活用の仕方、求め方をわかりやすく!」も、ぜひご一読ください。
札幌国際情報高校の入試難易度は?出願状況・入試倍率も
次に、札幌国際情報高校の入試情報について確認していきましょう。
入試情報
札幌国際情報高校の入試は、一般入試と推薦入試の2種類に分けられます。
募集人数は学科によって異なり、それぞれ次のように定められています。
- ・普通科:80人(推薦標準枠24人)
- ・国際文化科:80人(推薦標準枠40人)
- ・理数工学科:40人(推薦標準枠 20人)
- ・グローバルビジネス科:120人(推薦標準枠 60人)
このうち、推薦標準枠の推薦入試では集団面接が行われますが、国際文化科に限っては英語での問答も評価対象となります。
また、一般入試については学校裁量枠があり、選抜方法は次の3種類に分けられています。
①個人調査書の評定:学力検査の成績= 5:5
この割合で評価し、入学者定員の70%を選抜します。
②個人調査書の評定:学力検査の成績= 1:9
①の評価で合格になった人を省いた受験者をこの割合で評価し、入学者定員の15%を選抜します。
③個人調査書の評定:学力検査の成績= 6:4
①の評価で合格になった人を省いた受験者この割合で評価し、入学者定員の15%を選抜します。
同等に評価するケースと、学力検査(入試当日の点数)を重視するケース、個人調査書の評定(内申点)を重視するケースがあるのですね。
また、これらの試験ではどのコースを志望した場合でも集団面接が行われます。
出願状況
北海道教育委員会の「R4入学者選抜状況報告書 」をもとに、札幌国際情報高校の2022年の出願状況とその結果をご紹介します。
【普通科】
- 出願者数:110人
- 受験者数:110人
- 合格者数:80人
- 倍率:1.4倍
【国際文化科】
- 出願者数:113人
- 受験者数:111人
- 合格者数:80人
- 倍率:1.4倍
【理数工学科】
- 出願者数:64人
- 受験者数:55人
- 合格者数:40人
- 倍率:1.4倍
【グローバルビジネス科】
- 出願者数:155人
- 受験者数:153人
- 合格者数:120人
- 倍率:1.3倍
2022年の入試倍率は、1.3〜1.4倍。
13〜14人の内10人が合格するということになります。
結果として、2022年の試験では、受験した429人中320人が合格しました。
不合格者の数も100人以上と決して少なくはないため、入試にあたっては入念な準備が必要でしょう。
札幌国際情報高校の進路状況や進学実績は?
最後に、札幌国際情報高校の進路状況を確認しておきましょう。
札幌国際情報高校の公式ホームページの合格状況には、2020年3月〜2022年3月までの卒業生の合格状況が掲載されています。
※うち、()は過年度卒の人数
- ・国公立大学・・・2022年116(13)名/2021年129(14)名/2020年122(17)名
- ・私立大学・・・2022年482(37)名/2021年381(39)名/2020年354(28)名
- ・国公立短期大学・・・2022年0名/2021年2人/2020年1名
- ・私立短期大学・・・2022年9(2)名/2021年6人/2020年20名
- ・看護医療系専門学校・・・2022年7名/2021年6人/2020年9名
- ・専門学校・・・2022年16名/2021年32名/2020年26(1)名
- ・民間就職・・・2022年0名/2021年1名/2020年2名
- ・公務員・・・2022年12名/2021年14(1)名/2020年7名
- ・留学・・・2022年5名/2021年0名/2020年6名
2022年3月卒業生の合格状況についても、一覧にまとめました。
※うち、()は過年度卒の人数
※進路結果ではなく合格者の人数です
【国公立大学】
- ・北海道大学・・・3名
- ・小樽商科大学・・・27(2)名
- ・帯広畜産大学・・・1名
- ・北海道教育大学旭川校・・・1名
- ・北海道教育大学岩見沢校・・・2(1)名
- ・北海道教育大学札幌校・・・7名
- ・北海道教育大学函館校・・・4名
- ・北海道教育大学釧路校・・・4名
- ・室蘭工業大学・・・3名
- ・札幌市立大学・・・5名
- ・釧路公立大学・・・4(1)名
- ・公立はこだて未来大学・・・4名
- ・公立千歳科学技術大学・・・2名
- ・弘前大学・・・1名
- ・東北大学・・・2(1)名
- ・山形大学・・・1(1)名
- ・筑波大学・・・2名
- ・宇都宮大学・・・2名
- ・東京外国語大学・・・2名
- ・東京海洋大学・・・2名
- ・東京学芸大学・・・1名
- ・新潟大学・・・1名
- ・信州大学・・・2(1)名
- ・静岡大学・・・1名
- ・神戸大学・・・1(1)名
- ・琉球大学・・・1名
- ・高崎経済大学・・・2名
- ・横浜市立大学・・・1名
- ・長岡造形大学・・・1(1)名
- ・都留文科大学・・・4(1)名
- ・長野大学・・・1名
- ・長野県立大学・・・1名
- ・静岡県立大学・・・1名
- ・愛知県立大学・・・2名
- ・北九州市立大学・・・1名
- ・長崎県立大学・・・1名
- ・宮崎公立大学・・・1名
合計116(13)名
【私立大学】
- ・札幌大学・・・4名
- ・札幌学院大学・・・21(1)名
- ・藤女子大学・・・26(1)名
- ・北星学園大学・・・57(4)名
- ・北海学園大学・・・110(4)名
- ・北海商科大学 ・・・7名
- ・北海道医療大学・・・25名
- ・北海道科学大学 ・・・49名
- ・北海道情報大学 ・・・7(1)名
- ・酪農学園大学・・・3(1)名
- ・北翔大学・・・6名
- ・北海道文教大学・・・4名
- ・天使大学・・・4名
- ・日本医療大学・・・9(1)名
- ・仙台大学 ・・・1名
- ・東北学院大学 ・・・1名
- ・獨協大学・・・6(1)名
- ・神田外語大学・・・2(2)名
- ・千葉工業大学・・・2名
- ・青山学院大学・・・3名
- ・桜美林大学・・・2名
- ・学習院大学・・・1名
- ・北里大学・・・1名
- ・杏林大学・・・1名
- ・慶應義塾大学・・・1(1)名
- ・工学院大学・・・1(1)名
- ・国際基督教大学・・・1名
- ・駒澤大学・・・3名
- ・芝浦工業大学 ・・・1(1)名
- ・上智大学・・・2名
- ・昭和女子大学・・・1名
- ・女子美術大学 ・・・1(1)名
- ・中央大学・・・12(1)名
- ・津田塾大学・・・4名
- ・帝京大学・・・1名
- ・東海大学・・・3名
- ・東京医療保健大学・・・1名
- ・東京工科大学・・・2名
- ・東京農業大学・・・2(1)名
- ・東京理科大学・・・1名
- ・東洋大学・・・6名
- ・日本大学・・・6(5)名
- ・日本女子大学・・・1名
- ・法政大学・・・6(1)名
- ・武蔵大学・・・2名
- ・武蔵野美術大学・・・4名
- ・明治大学・・・15名(7)名
- ・明治学院大学・・・4名
- ・立教大学・・・3名
- ・早稲田大学・・・2名
- ・神奈川大学・・・4名
- ・金沢工業大学・・・2名
- ・愛知工業大学・・・1名
- ・南山大学・・・1名
- ・名城大学・・・1名
- ・京都外国語大学・・・2名
- ・京都産業大学・・・5名
- ・京都芸術大学・・・1名
- ・嵯峨美術大学・・・1名
- ・龍谷大学・・・2名
- ・同志社大学・・・6(1)名
- ・同志社女子大学・・・1名
- ・ノートルダム大学・・・1名
- ・立命館大学・・・2(1)名
- ・大阪工業大学・・・2名
- ・関西外国語大学・・・1名
- ・近畿大学・・・4名
- ・関西学院大学・・・2名
- ・摂南大学・・・3名
- ・立命館アジア大学・・・1名
合計482(37)名
【準大学】
- ・国立看護大学校・・・1名
- ・水産大学校・・・1名
合計2名
【短期大学】
- ・札幌大谷大学短期大学部・・・1名
- ・北星学園大学短期大学部・・・5(1)名
- ・北海道武蔵女子短期大学・・・・3(1)名
合計9(2)名
【看護医療系専門学校】
- ・勤医協札幌看護専門学校・・・2名
- ・北海道医療センター附属札幌看護学校・・・3名
- ・北海道看護専門学校・・・1名
- ・中村記念病院附属看護学校・・・1名
合計7名
【専門学校】
- ・医療系(看護・医療)・・・1名
- ・音楽芸術系・・1名
- ・歯科系・・・2名
- ・調理系・・・2名
- ・公務員系・・・1名
- ・美容系・・・3名
- ・その他・・・6名
合計16名
【公務員・その他】
- ・北海道職員・・・2名
- ・札幌市職員・・・1名
- ・北海道警察・・・1名
- ・小樽市職員・・・1名
- ・税務職員・・・1名
- ・刑務官・・・1名
- ・自衛官・・・5名
- ・その他・・・6名
合計18名
札幌国際情報高校の卒業生の進路は、4年制大学への進学が中心です。
国公立大学進学者の中には、北海道大学をはじめ、早稲田大学や神戸大学など、日本有数の大学への進学者も多数います。
また、青山学院大学や慶應義塾大学などの有名私立大学への進学者も輩出しています。
札幌国際情報高校普通科の偏差値は66!有名国公立大学も目指せる
札幌国際情報高校は、札幌市北区にある、国際化・情報化に対応する教育を行う高等学校です。
普通科・国際文化科・理数工学科・グローバルビジネス科の4つのコースがあり、偏差値は58〜66。
平均にあたる偏差値50を大きく上回り、また有名大学へ進む卒業生も多いことから、学習レベルの高い高校といえるでしょう。
札幌国際情報高校の入試では、一般入試と推薦入試が行われており、学校裁量枠も採用されています。
2022年の入試倍率は1.3〜1.4倍でした。
確実な合格を目指すには、試験に向けた入念な学習が必要でしょう。
家庭教師のファミリーでは、指導メソッドを熟知した経験豊富な教師による授業を行っています。
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