親に大学進学・志望校を反対されたら?諦めずに説得する方法
2022.02.25
ファミリー 代表 寺井俊行
こんにちは!家庭教師のファミリーです。
進路を決めるにあたって、親に反対されたらどうしようと不安になってしまったり、実際に反対されてしまっているというお悩みはありませんか?
数ある選択肢から決めた進路に反対されてしまうことはつらいですよね。
どんな理由で反対されることが多いのか、どう話せば伝わりやすいかを事前に知っておくと、長く悩まずに済むかもしれません。
今回は親が希望の進路に反対する理由や、説得の仕方、解決方法についてのお話です。
すでに反対されて悩んでいる人も、これから家族に相談する人もぜひ参考にしてみてくださいね。
親が大学進学・志望校に反対!なぜ親は理解してくれない?
進路を親へ伝える際に、突然志望している進路だけを伝えると、自分の気持ちをきちんとわかってもらえないことも。
反対されてしまった場合は、まずは「なぜ反対なのか」親の気持ちや理由をしっかりと聞くことが、お互いの気持ちを理解するための近道です。
どこを不安に思っているか、できるだけ詳しく聞くことで、時間をおいて説得する方法を考えることもできます。
その上でじっくり話し合いができると、その場で感情的に返すより落ち着いて意見が言えるようになりますよ。
では、参考に親が進路に反対する主な理由をいくつか見てみましょう。
大学に関する費用が多くかかる場合
大学進学にあたり、医学部や歯学部、芸術系などは特に費用が多くかかるため、経済的な理由で反対されてしまうケースもあります。
また、留学を視野に入れていたり地元から離れて一人暮らしをする場合も、入学後の家賃・光熱費・交通費など、親が負担する学費以外の費用が多くなります。
なんとか捻出してあげたいという気持ちはありつつも、現実的に考えると難しい…と頭を悩ませた上での反対であることが多いでしょう。
親の期待とは違う将来設計だった場合
「自営業を継いでほしい」「代々公務員や医者の家系であるため同じ系統の職業に就いてほしい」といった理由で反対されるケースもあります。
一概に子どもの将来を理想通りに進めたいというわけではなく、継いでくれるなら安定して収入を得られるから・この職業なら確実に生活に困らないからといった、幸せな将来を歩んでほしい気持ちからの反対も多いです。
また、小さい頃から将来のために習い事をさせていたなど、親なりの子育てに対する思いがあったかもしれません。
心当たりがある場合には、普段の会話からそれとなく意見を聞いてみても良さそうですね。
将来が不安定な職業を目指し専門性の高い大学へ進学を考えている場合
希望する進路の先には、ほとんどの場合「就職」が待っています。
例えば芸能関係や個人で活動するクリエイター関係など、仕事の量が不安定な職業を目指し、それに特化した大学への進学を考えている場合は、不安に思われることも多いかもしれません。
将来的に生活が厳しくなった際に十分な援助ができないなどの不安や、経済的に自立して金銭に困ってほしくないという願いから、反対されることが多いようです。
親に反対されても大学進学・志望校を選ぶ理由を考えよう
大学進学・志望校に反対されてしまうと、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
ですが、きちんと理由を説明した上で落ち着いて話し合いができれば、お互いの歩み寄りもしやすくなります。
もう一度、自分で希望する進路を選ぶ理由を深く考えてみましょう。
きちんと意見をまとめることで相手にも伝わりやすく、自分でも考えを今一度見直すことができます。
目標や夢があったり、憧れている人がいるなど具体的にわかりやすく伝えられるようにすることが大切です。
また、親の懸念点に対する安心材料も必要となってきます。
反対される障害となりやすい学費や就職率、将来設計、学力などに関しては、詳しく調べておくと納得してもらいやすいです。
今しっかりと考えた分、将来その道に進んで辛いことがあったとしても、強い意志を持ち続ける自信にもつながりますよ。
次で納得してもらうための解決策をさらに詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
親に大学進学・志望校を反対されたときの対処法・説得の仕方
希望する進路を親に反対されてしまったときの対処法や、説得の仕方のポイントをいくつかお伝えします。
親が思う不安要素や問題点を理解する
まずは、反対する理由をきちんと受け止めることが大切です。
将来の職業への不安なのか、金銭面での問題なのかで対処法は全然違ったものになってきます。
話し合う機会を作って問題点をできるだけ明確にしてみましょう。
不安要素や問題点に対しての対処法を考える
不安要素に対してどのような対処法だったら安心できるか、という意見をまずは親に聞いてみましょう。
例えば金銭面での問題の場合は、状況に応じて学業に支障が出ない範囲でアルバイトをしたり、奨学金の利用を検討するのもありです。
条件付きで授業料や入学料の免除、特待生制度を設けている学校もあります。
大学のホームページをチェックしたり、奨学金相談センターに相談してみるなど、詳しく調べてみましょう。
また、就職への不安がある場合は、最近の就職率や平均収入などを調べて共有することも1つの方法です。
「○歳までに安定した仕事がなかったら違う道へ進む」「その場合の進路もしっかりと考える」など、期間を決めて対策しておくのも良いかもしれません。
親の不安を取り除くために一緒に考える姿勢を見せることも、説得へつながるポイントです。
自分の言葉で将来設計のプランや意志を伝える
「なんとなく良いと思った」「友達も行くから」などという理由だけでは、反対している親の心はなかなか動かないでしょう。
どういう理由でその大学へ行き、何を学び、どういう仕事に就きたいと考えているのかを、わかりやすく自分の言葉で伝えることが大切です。
さらに、その道の大変さも踏まえていることや、今そのためにどのような努力をしているかを伝えられるとより説得力も高まります。
理解してもらうまでに時間がかかってしまうこともありますが、根気よく説得するほど熱意も伝えられます。
先生や周りにも相談してみる
反対をされたら、先生に相談をして説得できる方法についてアドバイスをもらうのも良いでしょう。
反対をされたけども自分の望む進路に進んだ先輩の話や、良い代替え案なども聞けるかもしれません。
三者面談の際に一緒に説得をしてもらえれば、さらに心強いですよね。
また、母親が反対しているのであれば、父親や兄弟に助言をもらうというのもひとつでしょう。
自分が目指している同じような学業・就職先の親族の方に話を聞く方法もあります。
第三者からの意見を聞くことで、親も冷静に考えてくれたというケースもありますよ。
大学に反対されても落ち着いて説得を!相手の意見を聞くことから
親に進路を反対されてしまった場合は、意地にならずにお互いの意見を把握し合うことが大切です。
親に大学や志望校を反対される理由としては、金銭面の不安や親の期待とは違う進路である、就職後の収入など生活面での心配、などが挙げられます。
具体的な反対理由を聞くことによって、対策も立てやすくなりますね。
収入の心配がある場合は就職率や就職後の収入例などを調べて見せたり、いつまでに収入が安定しなかったら他の道へ進むなど、期限やその際の進む先を今から決めるという方法もあります。
金銭面での心配がある場合は、奨学金やアルバイトなどを検討してみるという方法もあります。
また、親の期待とは違う進路の場合でも、どうしてその道を選びたいと思ったかを具体的に話したり、学びたいことや進みたい職業などを落ち着いて伝えることで、理解してもらいやすくなります。
せっかく自分で選んだ進路です。
反対されてしまっても、諦めずに自分の進路と家族の意見に一度しっかりと向き合ってみましょう。
進路や勉強で悩んだときは、家庭教師のファミリーもサポートします!
お気軽にご相談くださいね。
著者ファミリー 代表 寺井俊行
大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。
常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。
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