高校受験の勉強はどの時期にどのくらいやればいい?

受験のこと

2020.06.30

ファミリー 代表 寺井俊行

こんにちは!家庭教師のファミリーです。

 

これから迎える高校受験。

何をどれだけ、どのくらい頑張ったらいいのか手探り状態だと思います。

 

「他のみんなは1日どれくらい勉強しているんだろう」

「受験が近づいてきたら、何時間くらい勉強すればいいんだろう」

など、特に適切な勉強時間は気になるところですよね。

 

今回は、高校受験に向けて勉強時間の目安をお伝えします。

もちろん個人差がありますし、学年や時期によっても大きく変動しますが、ひとつの目安として参考にしてくださいね!

 

 

 

 

中学生の普段の勉強時間はどのくらい?

中学での勉強時間は「中3の夏休み前まで」と「中3の夏休み以降」で大きく変わります。

ここでは「中学での普段の勉強時間」=「中3の夏休み前まで」として、一般的に言われている勉強時間をご紹介します。

 

結論からお伝えすると、「中3の夏休み前まで」に関しては毎日1~2時間が目安でしょう。

最適というよりは、これが精一杯ではないかと思います。

 

部活動に所属していることを前提にお話しますね。

部活動が終わって帰宅してから23時までに就寝するとして、食事や入浴などの時間を除いたら、自分の好きに使える時間は2時間半~3時間くらいでしょう。

塾や習い事がある日は、さらにそこから時間が削られますよね。

 

限られた時間の中でまずは毎日1〜2時間、きっちり勉強することを習慣にしてみましょう。

塾での時間は、勉強時間にカウントしていいと思います。

 

もっと成長したい、昨日の自分を超えていきたいと思うのなら、さらに30分、1時間…と勉強時間を確保してください。

 

 

勉強を習慣化するコツ

勉強を習慣化するコツは、勉強する時間と場所を決めることです。

 

気が向いた時間に、気が向いた場所でというやり方では、なかなか習慣化できません。

その時間、その場所に行くと勉強スイッチが入るように脳をセッティングしましょう。

 

一般的に、その行動を3週間続けることができれば習慣化できると言われています。

まずは3週間、頑張ってみてくださいね!

 

 

 

 

高校受験までの時期別に、勉強時間を決めていこう

英語のノートと単語帳

いよいよ受験学年、中学3年生になってからの勉強時間についてご紹介します。

中学3年生は部活動がある夏休み前までと、なくなる夏休み以降で確保できる勉強時間が大きく変わります。

春休み~受験までの時期別に、取り組むべき勉強内容と勉強時間の目安を整理していきましょう。

 

 

春休み

まだまだ部活動をバリバリ頑張っている時期ですね。

ですが、受験のことも少しずつ意識していかなければなりません。

 

自分にとってそれほど難しいレベルでなくていいので、1・2年生の総復習ができる薄めの問題集を各教科1冊ずつ解ききりましょう。

 

勉強時間の目安は、頑張れるなら塾の時間を入れて4~6時間。

最低でも2〜3時間は必ずおこなうという習慣をつけておきましょう。

 

春休みのうちに頑張っておくと、本格的に受験勉強を始めたときに良いスタートが切れますよ!

 

 

春休み後~夏休み前

部活動の最後の大会に向けて、練習に気合いが入る時期でもあります。

それはそれで、悔いの残らないように精一杯打ち込みましょう!

 

勉強に関しては、定期テストに的を絞って取り組んでください。

定期テストの結果が大きく反映される内申点も非常に重要ですし、入試で頻出の内容も多く学習できます。

 

学習時間の目安は平日で2~3時間。

休日やテスト前は5~6時間ほど確保したいですね。

 

 

夏休み

ほとんどの中学3年生は部活動を引退し、いよいよ本格的に受験勉強を開始する時期です。

この夏の過ごし方が重要であることは、言うまでもありません!

 

夏休みにするべきことは、これまでの総復習です。

各教科で問題集を1冊決めて、全て解ききってみましょう。

そうすることで自分は何ができて、何ができていないのかを把握します。

その後は、できていないところの克服に時間を使ってください。

 

学習する教科や単元の優先順位や、使用する教材の選び方など、できれば塾や家庭教師の先生にアドバイスをもらいながら進められるといいですね。

自分だけで進めるより、かなり効率よく勉強できるはずです。

 

学習時間の目安は、塾や家庭教師の時間を入れて6~8時間とれると効果的でしょう。

 

 

9月~冬休み前

この時期は部活動も完全に引退しているので、平日の勉強時間を夏休み前よりも長く確保できるようになります。

ただし、運動会や文化祭など学校行事も多く、意外と忙しい時期であったりもします。

 

学校の授業が始まれば、まだまだ重要な新出単元が出てきますので、まずはそこをしっかり理解できるようにします。

新たに苦手分野を増やしてしまうことのないよう、全力で取り組んでくださいね。

それに加えて、夏休みに発見した克服すべき単元を、計画的に復習していきましょう。

 

学習時間の目安は平日で4~5時間、休日やテスト前は6~8時間です。

 

 

冬休み

クリスマスやお正月など、楽しいイベントが目白押しで何かと誘惑の多い冬休み。

志望校への気持ちを強く持って、流されずに自分を管理することが大切です。

 

すでに志望校は決定している時期なので、目標点数から逆算して戦略を立てて学習内容を考えていきます。

苦手を克服することに時間を使うよりも、得意なことをさらに伸ばしたり、もう一度基礎固めをしたりすることに時間を使ったほうがいいケースもあるでしょう。

 

個々の状況に合わせて、残り少ない時間を有効に使う必要があります。

より効率がいい勉強を考えるなら、ここもやはり塾や家庭教師を活用できると心強いですね。

 

学習時間の目安は、塾や家庭教師の時間を入れて毎日7~9時間です。

 

 

冬休み後~受験本番

いよいよ大詰めです!

この時期に最も気を付けなければいけないのは、体調管理です。

しっかりとした食事と睡眠、手洗いうがいなども徹底して行いましょう。

 

勉強する内容は、これまで自分が受験勉強をしてきた内容の振り返りです。

過去に解いてきた問題集や、受けてきた模擬試験を解き直していきましょう。

志望校の過去問を繰り返し解くのも有効です。

 

学習時間の目安として平日4~5時間、休日は6~8時間をキープしましょう。

 

 

 

 

限られた時間内で受験勉強を効率よく進めるために

学校の外観

勉強時間を有効に効率よく進めるコツや注意点は、たくさんあります。

 

受験前まで毎日ストイックに勉強を続けるには、モチベーションの保ち方と工夫も大事。

ただふわっと決めた時間勉強するよりも、これだけはやる!というものを決めたほうがやる気が出やすいです。

 

まずは宿題を終わらせたうえで、日々「今日の勉強チェックリスト」をつくり、終わったらチェックしていくという風に目に見える形で進めるといいでしょう。

 

こちらのコラムも参考にしてくださいね!

高校受験直前に効果的な勉強法は?効率を上げて合格に近づこう!

 

覚え方のコツ、時間の使い方のコツ、体調管理のコツ、各教科各単元を理解するためのコツ…などなど、数え上げればきりがありません。

個人差もあります。

そこで頼りになるのが塾や家庭教師の先生です。

 

塾や家庭教師の先生は、勉強を教えるプロ。

一人ひとりに合ったタイミングで、個性に合った勉強のコツや注意点を伝えることができます。

 

受験勉強に悩みや不安がある方は、ぜひお気軽に無料体験を通じてご相談ください。

 

 

 

 

時期に合った勉強時間を確保して、高校受験を突破しよう!

高校受験に向けて必要な勉強時間は個人差がありますが、以下の目安を参考にしてくださいね。

 

・中3の春休み前までは、最低1~2時間が目安

・春休み後は平日で2~3時間。休日やテスト前は5~6時間ほどが目安

・中3の夏休みは6~8時間、冬休みは7~9時間が目安

・中3の夏休み以降は、平日4~5時間、休日6~8時間が目安

 

誰にとっても初めての高校受験。みんな同じように不安を抱えています。

家庭教師のファミリーでは、一人一人の不安を解消し、効率がいい勉強時間の使い方をアドバイスしています!

 

いつでもお気軽にご相談くださいね。

 

著者ファミリー 代表 寺井俊行

大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。

常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。

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