高校受験の勉強はいつから?学年ごとの進め方や流れも解説!
2021.04.22
ファミリー 代表 寺井俊行
こんにちは!家庭教師のファミリーです。
一般的に、高校入試で初めて「受験」というものを経験する方が多いと思います。
それだけに、高校受験に向けての勉強をいつから始めるべきか、何から手を付けていいのか不安になりますよね。
高校受験に向けて、早めに適切な対策を取ることが志望校合格への一番の近道です。
そのためにも今回は、高校受験までのスケジュールと、学年ごとの勉強の進め方をご紹介したいと思います。
まずは志望校決定から高校受験までのスケジュールを把握!
高校受験は、1月から3月の上旬に行われます。
試験当日までを逆算して勉強のスケジュールを立てて行きましょう。
中学3年生になると保護者と担任の先生との三者面談で志望校の話し合いが始まります。
本番に向けて志望校を最終決定するのは12月頃が目安です。
志望校が決まると1月前半に願書提出となり、私立と公立で入試時期や合格発表が多少異なります。
私立高校
・私立推薦入試 1月上旬~2月上旬
・私立一般入試 1月下旬~2月中旬
合格発表が2月前半には行われます。
公立高校
・公立推薦入試 2月上旬~中旬
・公立一般入試 1月下旬~2月中旬
合格発表が3月前半には行われます。
基本的に私立高校入試は、公立高校入試よりも早めの日程です。
また、志望校への願書提出は受付期限があり、自治体によって日程が異なるので、必ず自分で確認しておきましょう。
高校受験に向けての勉強はいつから?時期ごとの勉強法
高校受験を開始する時期に正解はありません。
ただし余裕をもって挑むためには、できるだけ早いうちから進める方が安心でしょう。
1年生の勉強の進め方
1年生の時の授業内容は、3年間における各教科の大事な基礎部分を学習します。
高校入試問題の大半は基礎問題なので、学校での授業をしっかり受けて内容を1つずつ確実に理解することが大切です。
とくに、わからない点をそのまま放置しないことが大事。
後の授業でつまずいてしまい苦手意識を持ってしまうので、その日のうちに解決するようにしましょう。
一度学んだことを忘れないようにするために、自宅で予習・復習することが重要です。
毎日少しずつで良いので自宅で机に向かい、予習・復習をを習慣化しましょう。
1年生のうちに学習習慣をしっかり身に着けておくと、その後の勉強を有利に進められます。
2年生の勉強の進め方
2年生になると授業も1年生の時より内容の難易度が上がり、進み方も早くなってきます。
友達・学校行事・部活動などイベントも増えて学校生活も忙しく、勉強とのバランスが難しくなってくると思います。
忙しい時は無理せず、授業で習う範囲をしっかり復習して定着させることを優先しましょう。
効率的に時間を使えるように学習スケジュールを立てる力を身に着けられると良いですね。
また、内申点アップのためにも、定期テストの点数を確実にとることも大切です。
点数に波が出ないよう、各教科の目標を決めて挑むなどテスト対策を重点的に行いましょう。
定期テストが終わった後は、間違った問題をやり直すなどの基礎固めが大事になります。
自分の苦手な分野の把握をして再度復習をしてみてください。
2年生のうちから、どんな高校があるのか、それぞれの高校の特色を調べておくのもおすすめです。
目標を決めると勉強のモチベーションアップにつながり、今後の勉強の進め方を考えやすくなります。
3年生の勉強の進め方
いよいよ入試本番に向けての実力アップを目指しましょう!
春先から夏休みまで
3年生になると本格的に受験勉強が始まります。
新しく勉強する学校での授業も大事ですが、この時期から1・2年生の内容の総復習も同時に進めましょう。
早めに始めることにより後半での受験勉強の時間確保に繋がります。
夏休みまでには1年生の単元の復習だけでも終わらせておきましょう。
夏休み
夏休みには長期のまとまった勉強時間が取れるので、弱点強化や苦手克服をするチャンスです。
苦手科目を勉強し、確実に1つずつ苦手をなくしていきましょう。
中学1・2年の総復習をすべて終わらせ、しっかりと自信が持てるレベルまでに基礎を固めることが大切です。
夏休み後から本番直前まで
この時期は夏休みに固めた基礎知識を使い、応用問題や志望校の過去問の演習を行っていきましょう。
過去問などをやっていくうちに、わからない部分や苦手なところが出てくると思います。
苦手分野をしっかりと克服し、基礎学習の復習も合わせて見直していきましょう。
12月からは受験本番に向けて、実際に時間を計りながら過去問に挑戦。
本番で落ち着いて解けるように時間配分に慣れておくと良いですね。
高校受験に受かるための勉強のコツ
①早めに目標を立てる・志望校を絞る
高校受験の対策は長期間にわたるものなので、今すべきことがわからなくなりがちです。
早めに目標を立てることで、明確なスケジュールをしっかり組んで勉強を進めることが出来ます。
一日に何時間行う、1週間でここまで終わらせるなど、なるべく具体的な計画で進めると良いでしょう。
また、志望校選びもできるだけ早めに絞っておくと、合格のための内申点・当日点の基準を知ったうえで学習を進めることができます。
②学校の授業をしっかり理解する
学校の授業では高校入試で大切な基礎を学ぶことができます。
まずは、学校の授業しっかりと理解して基礎を固めることが大事です。
自宅での予習・復習を習慣にすることで頭の中に定着させましょう。
とくに英語や数学のような積み重ねの教科は、わからない点をそのままに進むと苦手が深まってしまうため、早めに克服しておくことが大事です。
③集中できる環境づくり
いざ勉強を始めようとしたとき集中できないと、いくら勉強しても頭に入ってきません。
とくに自宅だと誘惑するものが多いため、気が散りやすくなりがち。
机周りに勉強道具以外を置かない、一時的にしまえるボックスを用意しておくなど、集中できる場所をはじめに作っておくことが大切です。
どうしても自宅だと集中できない時は、図書館やカフェなどを利用してみましょう。
④体調管理をしっかりとする
受験対策として体調管理もとても重要になります。
勉強に集中しすぎて睡眠不足になったりすると、逆効果になってしまいます。
1日の勉強時間を決めておき、適度に休憩すること心掛けましょう。
栄養のバランスがとれた食事を意識し、就寝時間と起床時間にばらつきがないよう規則正しい生活を送ることも意識することも大切です。
⑤塾や家庭教師などプロの力を借りる
実際に勉強してみて「どうしても苦手な科目を克服できない」「勉強に集中できない」などの悩みが出てきたり、1人での受験勉強が不安だと感じた時には迷わずプロの力を借りましょう。
家庭教師や塾は指導経験豊富なプロです。
プロの力を借りることで早めに悩みや不安を解消し、時間を有効に使うことができます。
1人で悩むことがなくなるので、高校受験への近道になると思います。
高校受験の勉強はなるべく早めに!目標を決めて取り組もう
高校受験は人生においても大きなイベントになりますよね。
そのため、力が入りすぎて勉強することがストレスにならないように、早めに取り組むことが大事です。
余裕の持った学習プランを立てることで、選択肢の幅が広がります。
まずは目標を決めて効率の良い計画を考え、受験に対する意欲を高めていきましょう。
受験のことで不安があるときや勉強のサポートの必要の時は、家庭教師のファミリーへお気軽にご相談くださいね。
著者ファミリー 代表 寺井俊行
大学生の家庭教師が主流の中、顧客からのより専門的で高度な要求に応えるため、教師のプロフェッショナルとして、質の高い授業を提供。
常にハイレベルな授業を提供できるように、日々指導法や教材の研究等を行い、また、大学生や一般の家庭教師に対して研修や授業のアドバイスを行うことで、ファミリー全体の授業スキルの向上を図っています。
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