発展途上国の発展に貢献する貿易

雑学

2017.09.07

皆さん「フェアトレード」という言葉をご存知ですか?

直訳すると「公正取引」。

発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、
立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動で、
オルタナティブ・トレードとも言います。

需要や市場価格の変動によって生産者が不当に安い価格で買い叩かれ、
あるいは恒常的な低賃金労働者が発生することを防ぎ、
また児童労働や貧困による乱開発という形での環境破壊を防ぐことを目的としており、
アジアやアフリカ、中南米などの発展途上国から先進国への輸出において、
こうした取引形態が採用される場合があり、最終的には生産者・労働者の権利や知識、技術の向上による自立を目指す取り組みとなっています。

主な品目としてコーヒーやバナナ、チョコレートの原料となるカカオのような食品、衣服、スポーツボールなどがあります。

また、ここ数年、フェアトレードを知る・学ぶ機会として、
中学校や高等学校の学習題材へ取り上げられています。
若年層を中心にフェアトレードへの認知度が高まり、
大学生は全国的なサークル活動として広がるなど、その共感や支持は確実に広がっています。

業務用製品でも企業での来客用コーヒーや紅茶など、企業内消費に採用され始めており、
高感度な製造メーカーや流通業界では、フェアトレード基準にもとづく、
国際フェアトレード認証ラベル製品の企画・取り扱いを増やす取り組みが顕著に現れています。

 

私たちが買い物で行く大手スーパーで取扱われていることが多くなってきているので、
是非フェアトレード商品を探し手にとってみてはいかがでしょうか。

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